関わってくださった方すべてにとって、何度も訪れたくなる「第2のふるさと」を目指しています。
脱炭素を象徴する場所として
長野県生坂村は、2022年6月16日に「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」を発出し、翌2023年4月28日には環境省の脱炭素先行地域(第3回)に選定されました。いくさか『創造の森』は、脱炭素の取り組みに関する啓発と、生坂村の魅力の発信を担う、こうした取り組みを象徴するコミュニティの場として構想が始まりました。
当初の構想では、村産材を100%使ったエネルギー自給のホテル、農業体験と地産地消の食体験、動物とのふれあいによる情操教育、林業復興の拠点、村産ジビエの提供といった姿が描かれていました。2022年度からの第1期(構想期間)を経て、2025年度より第2期(実施期間)に入っています。

「問い」を持ち寄る、共創型のプロジェクト
いくさか『創造の森』は、村民だけでなく村外の方とともにアイデアを出し合いながら、里地里山の再生を目指す共創型のプロジェクトです。
こうした「問い」に対する答えを、試行錯誤しながら探していく。出身や世代の異なるさまざまな人とともに、創造と実践を繰り返しながら、関わった人全員にとって何度も訪れたくなる「第2のふるさと」を目指すのが、このプロジェクトです。
「里地里山の再生」という文脈のなかに脱炭素にまつわる実践を交えることで、地球環境に配慮しながら持続的なコミュニティを形づくる。その理念も、あわせて含んでいます。
里地里山の再生であると同時に、支え合いの仕組みを備えた場づくりでもあります。次の五つを、目指す状態として掲げています。
最終的には、各地に同じような『創造の森』が生まれ、それぞれの地域を旅するように人が行き来する、環境と経済のつながりを築きたいと考えています。